前回の続きで、『オーニッサンティ教会』です

フィレンツェに行ったなら、必ず!!見るべし!!
“ギルダンダイオの「最後の晩餐」”です。
この入口は、かつての修道院の食堂への入口。
そこにかの有名な、ギルランダイオ作「最後の晩餐」が展示されています。
入口がちょっと分かりづらいかもしれませんね。。。
入口は聖堂正面左側にあります。
暗い通路を抜けると、そこにはきれいに手入れされた素敵な中庭の回廊があり、回廊の壁にはいくつものフレスコ画が描かれていました。
吹きっさらしの回廊なのですが、どのフレスコ画も状態が良く、ここだけでもかなり見ごたえありデス(゚∇^*)
私がどうしても見たかったモノ。
一生に1度は見ておかなくてはならないモノ。
フィレンツェを訪れて、コレを見なければ。。。始まらない!
それが、ギルランダイオ(Domenico Ghirlandaio)作の「最後の晩餐(Ultima Cena)」です。
後にダ・ヴィンチにも深く影響を与えたと、言われている作品。
知れば知るほど深いのです!
派手さは無いのですが、とても繊細で細部にまで美を感じられます。
12人の弟子の中で裏切り者とされたユダさえも静かな態度を取っています。
ユダは伝統に従い、テーブルの手前に描かれています。
イエスの右では、ヨハネがイエスに凭れかかりまどろんでいます。
ヨハネの顔もどことなく品があり、優しい表情。
よ~く見てもらうと分かるのですが、神の子イエスは人間の表情と違った顔で描かれています。
トップの写真を見てもらうと分かるのですが、
風景画のお庭に鳥達が飛んでいます。この鳥たち、そして描かれている全てのモノが何らかのシンボルとして意味が込められています。
たとえば、シュロは殉教、ザクロや花瓶の赤い薔薇は血、鳥のつがいは巡る自然のサイクル、クジャクは不死を表わしています。
テーブルに散らばっている?!チェリーは「キリストの血」を意味します。
こんな具合に色々説明を読んでいくと、また一層感動がふかまりました。
同じ部屋の壁には、最後の晩餐の下描きデッサンも残っていて、とても興味深かったですョ。
そして、最後に、ギルンダイオとボッティチェリの競作による「聖ヒエロニムス(S.Girolamo)」㊨と
「聖アウグスティヌス(S.Agostino)」㊧も必見です! 同室にありますよ~。

Add : Borgo Ognissanti 42
Tel : +39 (0)55 2396802
OPEN : 月・火・土
Time : 9:00~12:00
フィレンツェに旅行に行った際には、ぜひ見てみてくださいね♪


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Ciao☆(^o⌒*)/
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