2007年3月21日水曜日

フィレンツェ紀行 ☆ ボーボリ庭園

Buon giorno!!

さて、今日は東京駅地下にあるハーブ屋さん「BOTANICALS SPA」で美味しいハーブTeaを購入
そして、ゆっくりと1日を過ごしパソコンに向かっています!!

今日は、フィレンツェの代表的な庭園
Giardino di Boboli(ジャルディーノ・ディ・ボーボリ)/ ボーボリ庭園
の魅力を伝えたいと思います

Palazzo Pitti / ピッティ宮に隣接するボーボリ庭園は、フィレンツェで最も大きい公園の一つです。
1469年~1549年までの庭園についての歴史に関する正確な資料は現在残っていないそうです。
メディチ家がピッティ宮殿に移ってから、1550年に大規模な庭園の拡張工事を始め、
現在の庭園に生まれ変わりました。 イタリアの庭園様式を最も良く残したサンプルの一つといえます


最初の見所は!庭園に入ってすぐに見ることが出来るネプチューンの噴水
庭園拡張工事の指揮をとったのは、トリボーロ(Tribolo)、庭園には、ブオナタレンティ(Bernardo Buontalenti)によるグロッタ(Grotta Grande / 1574)や、 アンマンナーティ(Bartolomeo Ammanati)、ジャンボローニャ、タッカによる噴水と彫刻、そしてジュリオ(Giulio)、アルフォンゾ・パリージ(Alfonso Parigi)が参加しています。
1637年、パリージ親子により大円形劇場(Amphitheatre)が完成し、同年メディチ家フェルディナンド2世の婚礼を記念するオペラがこけら落としとして上演されて以後20世紀頃まで様々な祝典や儀式に使用されていたそうです。

さて、ボーボリ庭園(Giardino di Boboli)の坂を上った“騎士の丘”に建つ小さな邸宅に、
陶磁器博物館(Museo delle Porcellane)』があります。

Museo delle Porcellane (ムゼオ・デッレ・ポルチェッラ-ネ)

1973年、メディチ家宮廷に仕えていた芸術家達を迎え入れる部屋として使用するために、メディチ家レオポルド公の命によって建設されたもので、 内部には、メディチ家をはじめその婚姻関係にあったロレーヌ家、パルマのブルボン家、ロートリンゲン家、サヴォイア家などの 豪華で優雅なコレクションが並んでいます。
コレクションは主に、セーヴルやマイセン、ジノリなどを観ることができるんですよ


騎士の丘”からは、糸杉とオリーブ畑を見下ろせたり、お庭には冬でも美しく咲くバラやシャクヤクが咲き、市内の喧騒を忘れさせてくれます。
特に、夕方ちかくになるとトスカーナの丘と夕焼けが重なってなんとも言えない風景を作り出してくれるのです

陶磁器博物館HP : Museo delle Porcellane (イタリア語)


さて、下まで降りて行きお次の見どころは、ブオナタレンティ(Bernardo Buontalenti)によって製作された、ブオンタレンティの洞窟です。
ちょっとグロテスクな天然鍾乳石で出来た洞窟。これはある意味必見です!!

Grotta del Buontalenti (グロッタ・デル・ブオンタレンティ)

   そして!そして!!庭園なのに一番印象的なのは、 小太りなおじさん?!

La Fontana del Bacchino(ラ・フォンタナ・デル・バッキーノ)

バッカスの噴水/(La Fontana del Bacchino)」です。
フィレンツェが誇る、ルネッサンス時代の偉大なる画家、Valerio Cigoli(ヴァレリオ・チーゴリ)の作品です。
最初見たときの衝撃は忘れられません!
小柄で太った男の人が亀にまたがって怖い顔してる彫刻って…。衝撃を覚えます!
是非、見てほしい逸品です(笑)



詳細: Giardino di Boboli (ボーボリ庭園)
Add : Piazza Pitti , 1 , Firenze
Tel : +39 (0)55 2388736
HP : Giardino di Boboli
入場料 : 4EUR (陶磁器博物館・銀器博物館の入場料込み)
 ※ ピッティ宮への入場は別途料金がかかります。
Open : 8:15~17:30(冬季) / 8:15~19:30(夏季)
Close : 毎月第1、最終月曜日、1/1、5/1、12/25

 ※ 掲載情報は予告なく変更される場合がありますので、 あらかじめご了承ください。



今回の旅で初めて訪れたのですが、庭園のなかにはハーブ園もあるので、かなりテンションが上がり、お気に入りリスト入り(笑)決定 !!
是非フィレンツェに行ったならボーボリ庭園へ足を運んでみてくださいね。

今回の写真は冬季の写真です。
次回は、夏季の美しい写真を皆様にお届けいたします!
お楽しみに☆


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2007年3月11日日曜日

フィレンツェ紀行 ☆ フィリッポ・ブルネッレスキの作品たち

Buon giorno!!

今日は変な天気でしたね。。。 風はゴウゴウだし!
そんな日は家にこもって新たな情報をブログに書き込むことにします

フィレンツェが生んだ偉大な彫刻家であり建築家である、
フィリッポ・ブルネッレスキ(Filippo Brunelleschi) を通して見る、観光名所をご紹介します

フィリッポ・ブルネレスキ(Filippo Brunelleschi)

フィリッポ・ブルネレスキ(Filippo Brunelleschi)は、イタリアの金細工師、彫刻家、そしてルネサンス最初の建築家としてフィレンツェおよびローマで活躍していました。
冗談や悪ふざけが大好きなブルネレスキですが、発想が鋭く、聡明で機智に富んでいたそうです。
最初、彫刻家として活躍していたブルネレスキが建築家として活躍し始めたのが、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(フィレンツェ大聖堂 / Duomo (Cattedrale))の造営工事に参加し、 1415年にはドナテッロと共に聖堂内部の彫刻の試作を完成させ、大聖堂の頂頭部(クーポラ)を完成させました。
他にも代表的な作品は多数あり、ピッティ宮殿、サン・ロレンツォ教会があります

フィレンツェ大聖堂 / Duomo (Cattedrale)

Duomo / ドゥオーモ (Basilica di Santa Maria del Fiore)は、1296年にアルノルフォ・ディ・カンビオ(Alnorfo de Cambio)によって建設が行われ、八角形の円蓋(クーポラ)は、ブルネッレスキ(Brunelleschi)が設計しました。
“Basilica di Santa Maria del Fiore”といわれる通り、正式名は「花の聖母教会」といいフィレンツェの中心、シンボルとして人々から愛されています。


詳細 : Basilica di Santa Maria del Fiore(Duomo)
Open Hour : 10:00 ~ 17:00/日曜・祝日 : 13:00 ~ 16:45/木曜日 : 10:00 ~ 16:30/土曜 : 10:00 ~ 16:45 1/1、復活祭の日曜日、12/25 : 15:30 ~ 16:45
 (*入場は45分前までとなります。)
CLOSE : 1/6
Address : Piazza del Duomo , Firenze
Telephone : +39 - (0) 55 2302885 クーポラ入場料 : 8.00 EUR
Homepage : Basilica di Santa Maria del Fiore(Duomo)

 ※ ドゥオーモ内部・クーポラへは午前中に行くことをおすすめします。
    ランチタイム過ぎたくらいから、すごく並ぶので朝イチがおすすめ!



Palazzo Pitti(ピッティ宮)

Palazzo Pitti(ピッティ宮(宮殿))は、フィレンツェ中心地より南側、アルノ川(Fiume Arno)対岸Santo Spirito(サント・スピリト)地区に建つ宮殿です。
フィレンツェの大商人であり銀行家でもあったルーカ・ピッティ(Luca Pitti)が15世紀の後半に造らせた建てた私邸で、その後コジモ1世の妃エレオノーラ・ディ・トレド(Eleonora di Toledoが買い取って改修をし、現在の形になりました。


詳細 : Palazzo Pitti(ピッティ宮(宮殿))
Open Hour : 08:30 ~ 17:00 (*入場は45分前までとなります。)
CLOSE : 1/1、5/1、復活祭、12/25 (各美術館、博物館によって異なります)
Address : Pallazo Pitti , Firenze
Homepage : Palazzo Pitti(ピッティ宮(宮殿))



Basilica di San Lorenzo

サン・ロレンツォ教会(Basilica di San Lorenzo)は、西暦393年、司教・聖アンブロージョにより奉納された、フィレンツェでも最も古い教会の一つです。
現在の教会の姿は、フィリッポ・ブルネッレスキ(Filippo Brunelleschi)の設計により、 1419~1442年にかけて建設されたものです。
教会と付属して、メディチ家礼拝堂 (Cappelle Medicee)やラウレンツィアーナ図書館(Biblioteca Laurenziana)もおすすめです


詳細 : サン・ロレンツォ教会(Basilica di San Lorenzo)
Open Hour : 10:00 ~ 17:00 (*入場は45分前までとなります。)
CLOSE : 日曜日、1/1、12/25
Address : Piazza San Lorenzo , 9 , Firenze
Telephone : +39 - (055) 2645184
入場料 : 2.50 EUR




映画冷静と情熱のあいだが大好きな私は、取材でフィレンツェに行く度にドゥオーモに行き、クーポラに上り、思い出し、浸るのでした…。が!
実際は観光客がワンサカいて落ち着かない!!!  

みなさん、朝早くに行くのをオススメします!


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2007年3月6日火曜日

フィレンツェ紀行 ☆ Borgo San Jacopo

Buon giorno!!

今日の東京は雨降り…
今日もセクセクとブログ作成に没頭中の私はフッと気づいた。
お腹すいた…

 
あ〜、あのレストランにまた行きたいな…

そこで今日は、今回の旅で大のお気に入りになった、
Borgo San Jacopo (ボルゴ・サン・ヤコポ) レストランをご紹介します


前回ご紹介したサンタ・トリニタ橋を渡るとあるのがこちらのレストラン。 アルノ川沿いにある「HOTEL LUNGARNO」のメインレストラン。
お料理は内陸のフィレンツェには珍しい魚介を中心としたメニューがメインのレストランなのです
フェラガモ家が監修するレストランで、食べるのが大好きな私はすぐにこのお店のトリコになってしましました!

  雰囲気・味・ワイン全てがパーフェクト!

フェラガモ家が監修するだけあり、なかなか手に入らない“スーパートスカーナ”のワインも飲むことが出来ます。 これがまた、本当に美味しいんです


今回は。。。ばかちょんデジカメが本当に写真が綺麗に撮れずに。。
すてきな写真を掲載できず、申し訳ないかぎりです。

お料理はどれも洗礼されていて、美味しい
グラン・シェフが女性ということもあり、細部にまごころがこもっていて、お見事!
フォアグラムースにカモ肉料理、グリーンサラダetc。。。 
量も適量で味も濃くない、ので疲れた身体と胃に優しい


Brodet €16

なかでもこのお店の看板メニューが「Brodet / ブロデット」。
13種類の魚介をトマトベースで煮込んだスープです。 かなり奥深い味
魚貝のダシがとっても利いてて美味しい

この素敵なお料理を作っているのが下の写真に写っている女性シェフがベアトリーチェさんです。
折角お声をかけて頂いたので一緒に写真を撮りました!!感激!

           グラン・シェフを勤める“Beatrice Segoni(ベアトリーチェ・セゴーニ)さんと一緒に♪

食後はもちろんグラッパで締め!! 次回も絶対行きたいな。
それにしても、お腹すいちゃった。

Cominciamo a mangiare!



詳細 : Borgo San Jacopo(ボルゴ・サン・ヤコポ)
住所 : Borgo San Jacopo 62r, 50125 Firenze
電話番号 : +39 (0)55 - 281661
営業時間 : 19:30 ~ 22:30
休み : 火曜
日本語 : 日本語メニューあり
カード : OK
URL : Borgo San Jacopo

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2007年3月4日日曜日

フィレンツェ紀行 ☆ 橋(Ponte)

Buongiorno!

さて、ブログ第一弾はフィレンツェの代表的な2つの橋(Ponte)をご紹介します♪(゚▽^*)ノ⌒☆
まず、言うまでもなくPonte Vecchio / ヴェッキオ橋 ですよね!


3つのアーチが美しいベッキオ橋は、フィレンツェ最古の橋で1218年のカッライア橋が架けられるまでは街で唯一の橋でした。
橋の下に流れるアルノ川の水は澄んでいるとは言えませんが、これは汚れているのではなく、上流からの粘土などで濁っているのだそうです。
お天気の良い日はこの漆黒の川にキレイな青空と雲も映りこれまた素敵なんですよ

夕方になると違う顔を覗かせ旅情をかき立てられます。ウットリ…



2つめにご紹介するのは、Ponte Santa Trinita / サンタ・トリニタ橋です。


あえて夕焼けのキレイな写真を掲載してみました。
この赤い色は自然の色なのです!幻想的ですよね…。 うっとりします(#^.^#)
アルノ川(Fiume Arno)下流に位置するサンタ・トリニタ橋は、優雅なアーチ(3つの大きなアーチ)で有名な石造りの橋で、フィレンツェで一番美しい橋と言われています。
実際は交通量が多めなのですが…夕方ヴェッキオ橋から見るサンタ・トリニタ橋は本当に素敵


冬の澄んだ空気に映える夕焼け… 本当にみんなに見せたい。ステキすぎるんです!
さて、次回は、サンタ・トリニタ橋を渡ったところにある素敵なレストランをご紹介したいと思います。


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