2015年3月31日火曜日

SIENA ☆ サン・ジョヴァンニ洗礼堂

Buon giorno!!

今日も良い天気
桜も満開でお花見日和
けど、花粉症の私は。。。 怖くて外出れない(´A`。)

友人たちがSNSにアップする桜満開の写真観て、花見気分を味わいます(笑)

では引き続き、フィレンツェ7日間“たび 滞在4日目
シエナ(SIENA)』観光

先日、『ドゥオーモ付属美術館(Museo dell' Opera Metropolitana)』をアップしたのですが、
たぶん、見学した順番間違えたかもです(_ _|||)

移動した順番は、

 シエナ大聖堂(ドゥオモ) → サン・ジョヴァンニ礼拝堂 → ドゥオーモ付属美術館  です。

Battistero di San Giovanni

サン・ジョヴァンニ洗礼堂(Battistero di San Giovanni) は、ドゥオモの裏手、サン・ジョヴァンニ広場側に入口があります!
シエナ大聖堂(ドゥオモ)とは入口が別になっている(階段を下りたところ)ので、気をつけて!

こちらのファザードは14世紀初めに造られたゴシック様式。
実はこれ、いまだ未完成の作品なのですが、美しいですよね
サン・ジョヴァンニ洗礼堂はドゥオモの後陣にあたります。

中に入ると一面フレスコ画で装飾された天上や壁がいっきに目に飛び込んできます!!
圧巻ですよ!!!
厳かでありながら、煌びやかで、言葉を失います

Il fonte battesimale

中央にあるこの『洗礼盤(Il fonte battesimale)』は、ヤコボ・デッラ・クエルチャ(Jacopo della Quercia)の作品。
この方は前回アップした、カンポ広場にあるガイアの泉を作った人です!

    素敵ですよね~

天井には、信仰と預言者が描かれているそうです。
ルネサンス初期のシエナにおける美術史の中で、もとても重要な美術作品の一つとされています!


洗礼盤を正面から観るとこんな感じです。
上にいる彫像は小さくて分かりづらいと思いますが。。
洗礼者ヨハネ”の像。まさしく、この洗礼堂の名前でもある“サン・ジョヴァンニ”の像です!

そして、洗礼盤の台座部にある6角面のブロンズの彫刻がまた、すごいのです!
ロレンツォ・ギベルティやドナテッロの作品がさりげなく施されています(≧∇≦)

Donatello / Banchetto di Erode  *Copyright © Wikipedia

上の写真がドナテッロ作『ヘロデの餐宴 / Banchetto di Erode』!!
まったく知らなかった。。。

知れば知るほど奥の深い洗礼堂です。
またじっくり観たいものです。

これから、シエナに行く予定がある方、ぜひ、お見逃しなく



詳細 : サン・ジョヴァンニ洗礼堂
Add : Piazza di S. Giovanni, 53100 Siena SI, イタリア
TEL : +39 0577 286300
Open : 9:30 ~ 19:00 / 冬季 10:00 ~ 17:00
Fee : €3.00  ※ 入口はサン・ジョバンニ広場側にあります
URL : Duomo di Siena

※ 掲載情報は予告なく変更される場合がありますので、 あらかじめご了承ください。



チケット購入の際、シエナ大聖堂(ドゥオモ)と両方行かれる方は、サン・ジョヴァンニ洗礼堂で共通チケットを購入するのをおすすめします!!
ドゥオモ側はいつも混んでて長蛇の列なのです。。。


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Ciao!! ☆(^o⌒*)/

2015年3月27日金曜日

SIENA ☆ ドゥオーモ付属美術館

Buon giorno!!

もうすっかり春の陽気になってきましたね
この数日で、花粉症が勃発。。。。
最悪な状況を迎えております。。。(o´Å`)=з
ステロイドが切れてきたのかな?!
来週にはまた、4回目のAC治療なので、それまで乗り切ろう!


 では引き続き、フィレンツェ7日間“たび 滞在4日目
シエナ(SIENA)』観光へGO

シエナのシンボルともいえるシエナ大聖堂(Duomo di Siena)を後にした私が次に向かったのは、隣にあるドゥオーモ付属美術館です


ドゥオーモ付属美術館(Museo dell' Opera Metropolitana)』はドゥオモの正面右手に付属美術館があります。
シエナの優れた芸術作品が堪能できるこの美術館、1階は彫刻がメイン。
2階はシエナ派の代表作が目白押し!!

なかでも、ドゥッチョ(Duccio di Buoninsegna)の『Maestà / 荘厳の聖母』は絶対見て欲しい作品です。

Maestà / 1308 ~ 11  by Duccio    *Copyright © Wikipedia

中は撮影がほとんど出来ないので写真はWikipediaさんからお借りしました。

ドゥッチョの最高傑作とされる作品です!!
この祭壇画は1506年までドゥオモの主祭壇を飾っていたそうです

本来の姿は前背面ともに物語場面が描かれていたのですが、18世紀の初め解体され、その一部が散逸され、展示しています。
同じ室内に背面に描かれていた作品も展示されています。


そして、ピエトロ・ロレンツェッティ(Pietro Lorenzetti)の作品もぜひ観てくださいね!

Natività della Vergine / 1335 ~ 1342 by P.Lorenzetti   *Copyright ©  Wikipedia

聖母マリアの誕生 / Natività della Vergine』 3幅対の祭壇画になっています。

この作品は元々、両翼に“聖サウィヌス”と“聖バルトロマイ”が描かれた5連の祭壇画だったのですが、現在は両翼を消失?!し、3連の祭壇画として公開されています。

3階にも、素敵なシエナ派の作品が展示されています。
そこそこ見ごたえのある美術館ですよ

そして、今回は行かなかったのですが。。。。
ドゥオーモ美術館のもう一つウリが、『展望台 / Panorama』です!!
細い螺旋階段を上っていくと展望塔に出ます。
シエナの街が一望できるスポットd(^^*)

今回は暑さと、見学疲れ(笑)で断念したけど、次回は絶対上ります!!
体力ある方は、ぜひ、上ってみてね!!



詳細 : ドゥオーモ付属美術館(Museo dell' Opera Metropolitana)
Add : Piazza del Duomo 8, 53100 Siena SI イタリア
TEL : +39 (0)577 286300
Open : 09:30 ~ 19:00 / 冬季 10:00 ~ 17:00
Fee : €6.00(Panoramaと共通)
URL : Museo dell' Opera Metropolitana




こうやってブログ書きながら、旅を思い出すと、何気に見落としや行ってないところ、やって無いことが多くて、後悔。。。
けど、次にまた旅に出る活力にもなります(^―^)

ではでは、次はドゥオーモの後陣にある『サン・ジョバンニ洗礼堂』へ!!


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Ciao!! ☆(^o⌒*)/

2015年3月19日木曜日

SIENA ☆ シエナ大聖堂にて

Buon giorno!!

昨日のお天気に比べると今日は。。。

やっと、胃の消化機能も回復してきて、普通の生活にもどりつつあります
来月早々にはまた、4回目の治療なので、それまでは、食べて+飲む
を満喫したいと思います(笑)


では引き続き、フィレンツェ7日間“たび 滞在4日目
シエナ(SIENA)』観光へGO

Ristorante Mugolone』で美味しいイタリアンを頂いた私たちが次に向かったのは、
シエナのシンボルともいえるシエナ大聖堂(Duomo di Siena)です

大聖堂の外観/イタリアンゴシック建築の典型

9世紀頃に建てられたサンタ・マリア大聖堂の後に、12世紀初頭に建設されはじめた教会です
内外ともに白と黒の大理石を交互に積み重ねた縞模様が特徴の教会で、この色はシエナのシンボル・カラーになっています。

ファサードを飾る彫刻は、ファサードは2段階に分けて作られており、下部は1284年頃にピサ大聖堂の説教壇やハインリヒ7世の霊廟を手がけた、ジョヴァンニ・ピサーノ(Giovanni Pisano)と弟子ティーノ・ディ・カマイーノ(Tino di Camaino)によるものです。
後に身廊が高くなったのでファサードも高くする必要から上部の建設が始まったそうです。

「聖母の戴冠」

ちなみに、ファサードはコピーで、実物は隣接する付属美術館に収められています。

拡張工事跡

こちらは、14世紀に大規模な拡張工事をしたそうですが、壁を作ったところで中断してそのまま。。。。
今でも拡張した壁が残っています。

ドゥオモの内部に入ってみると、
身廊の美しいこと!!


冒頭にも書いたとおり、白・黒の大理石の縞模様が特徴的で、シエナのシンボルカラーです。

伝説の由来は、ローマ建国にまでさかのぼります。
ローマの軍神マルスの双子の息子、兄ロムルスと弟レムス。
ローマの名前は、ローマを建国した兄のロムルスから取られたと言われています。

そのローマ建国よりも以前のこと。
ある日、ロムルスとレムスが、土地の境界線に造られた城壁をめぐって諍いを起こし、弟レムスが兄ロムルスに殺されてしまいます。

この殺害された弟のレムスには、セニウスとアスキウスという2人の息子がおり、伯父ロムルスの怒りを買うことを恐れた2人は、それぞれ、白い馬と黒い馬にまたがり、北の地へと逃げていきます。

このセニウスアスキウスが辿り着いた町がシエナとだと言われています。
2人が逃げたときに乗った馬が、だったことからシエナの町のシンボルカラーが、白と黒になったそうです。


シエナのドゥオモと言えば、忘れてはいけないのが、
大理石象嵌によって床一面に描かれた、見事な絵画です!!
全部で、56個あるのですが、これを見られるのは8月の約2週間のみ公開されます!
なので、事前にチェックして下さいね。

これまで色々な教会を見てきましたが、こんなに美しい床の 装飾を持つ教会は、他には無いんじゃないのかな(゜ー゜*)



中央のシエナのシンボル、ロムルスとレムスが牝狼に育てられた逸話が大理石象嵌によって床に描かれています。


そして、美しいクーポラ


星の装飾が施されているのです
まるで夜空を見上げているようです(*^-^*)

祭壇

こちらの祭壇は、ドミニコ・ベッカフーミ(Domenico di Pace Beccafumi)によるものです!
ゴージャスで豪華絢爛

どこもかしこも、フォトジェニックすぎて、写真が載せきれません!!(笑)

お次は、八角形の説教壇(Ottagonal Pulpito)です。


1265年から1268年にかけてニコラ・ピサーノ(Nicola Pisano)と息子のジョヴァンニ・ピサーノ(Giovanni Pisano)が制作した説教壇。

9本の柱に支えられた説教壇の上部にはキリストの磔刑を中心にキリストの物語が描かれています。
全体的にとても細かな装飾が施されており、人物だけでも307体が彫り込まれていて、
必見ですよ!!

ではでは、お次は
ピッコローミニ家の図書館(Libreria Piccolomini)』へ


まず、最初に目に飛び込んでくるのは、こちらの天上です!!
驚くほどの色彩の美しさです!!やはり豪華絢爛
デジカメだとこの感動と色合いが表現しきれない。。。。のが残念(´_`。)

実物はこれよりずっときれいです(笑)




   みごと!! の一言です。

壁一面に描かれた絵は、ピントゥリッキオ(Pinturicchio)作。
ピッコローミニ家とは、15世紀にローマ教皇:ピウス2世とピウス3世を輩出したシエナの名門貴族のこと。

こちらの広間には、ピウス3世がまだローマ教皇になる前、叔父のピウス2世の蔵書を収めるために作らせた図書館だそうです。

そして、このピッコローミニ図書館を出て、すぐ右脇にあるのが、ピッコロミーニの祭壇です。

ピッコロミーニの祭壇

両脇の彫刻はミケランジェロによるものです。!!
知らなかった。。。
やはり、こういう歴史的建造物を見る際は、事前に勉強しておくべきだな。。。
と、反省。

斜めからの写真ですみません。。。

以上、長々とアップしましたが、本当にみどころが多すぎて全てをご紹介ができないのが残念です。。
期間は限られてしまいますが、ぜひ床面絵画が公開されているの時期に訪れるのをおすすめします!



詳細 : Duomo di Siena(シエナ大聖堂)
Add : Piazza del Duomo, 8, 53100 Siena SI, イタリア
TEL : +39 (0)577 286300
OPEN : 13:30 ~ 19:30 / 日・祝 13:30 ~ 18:00
FEE : 床面絵画が布で覆われてる時期 : €3.00
    公開されている期間のみ : €6.00
URL : Duomo di Siena

※ 掲載情報は予告なく変更される場合がありますので、 あらかじめご了承ください。



大聖堂でかなり体力消耗したけど。。。(笑)
お次はすぐ隣にある『洗礼堂』と『ドゥオモ美術館』へ!!


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Ciao!! ☆(^o⌒*)/