2012年1月30日月曜日

ふぃれんつぇ旅 ~ ヴェッキオ宮②

Buon giorno!!

1月ももう終わり。。。
新年もあった言う間に1カ月が経つんですね~。
1日、1週間、1カ月が早い!!!早すぎる!

この調子だと、2012年もあっという間かも(_ _|||)
日々、悔いなく、楽しく、精一杯、過ごそう~っと。

では、ヴェッキオ宮(Palazzo Vecchio )の続きです

3階に上がって最初に見たのは、

Sala degli Elementi

コジモ1世のプライベート・ルーム Sala degli Elementi (Room of the Elements) / 元素の間です。
元素の間は、四大元素の間ともいい、「空気・火・土・水」の四大元素がモチーフになってるそうです。

四元素説とは、「物質は、火、水、土、空気の四元素からなる」という説。「それらを結合させる『愛』と分離させる『争い』がある。それにより、集合離散をくりかえす。この4つの元素は新しく生まれることもなく、消滅することもない。」という考え方のこと。
 By : Wikipedia だそうです。。。

私的には、四大元素というと、この時代は錬金術や魔術のイメージが強いんだよな~。


とても広い部屋で豪華絢爛v(*'-^*)ゞ・'゚☆
もっとちゃんと写真撮れば良かったな。。。と反省中。
暖炉があったり、壁際には四方大理石の半身像が。もー、ゴージャス
ちなみに、天井画や壁画もヴァザーリによるものだそうです!

お次はQuartiere di Eleonora (Apartments of Eleonora of Toledo)へ。


ブロンヅィーノ(Agnolo Bronzino)の天井画で有名な、コジモ1世の妃 「エレオノーラ・ディ・トレドの住居(Quartiere di Eleonora)」です。とっても狭い空間なんだけど、素晴らしい絵画が壁一面に描かれて、圧倒されるものがありました!!

この色づかいといい、タッチといい、好きすぎて長い間ここの空間に居ました(笑)

エレオノーラ・ディ・トレドの住居(Quartiere di Eleonora)


お次はSala delle Sabine (Room of the Sabine Women) です。

Sala delle Sabine (Room of the Sabine Women) / サビニの女たちの部屋 <1561-1562>

天井 : ザビーネ女性人とローマ人の間の平和をもたらす

天井の中心を表すエピソードは、調停の女性の美徳を祝う絵になっています。
絵画: ジョルジョ ・ ヴァザーリ、ジョヴァンニ ・ Stradano、
ボード上の油フレーム: ボッティチェリ、木材と金色のスタッコ


館内を歩いていると、とても素敵な空間が!! こういう感じが私は大好きです

Sala di Gualdrada (Room of Gualdrada) <1561 - 1562>

説明によると、この礼拝堂の装飾はギルランダイオによるものだそうです。

お次は、青地に金の百合の文様で有名なSala dei Gigli (Room of the Lilies or Fleur-de-lis)です。
ドナッテッロ作の「ユディットとオロフェルヌス」の像

百合の間(Sala dei Gigli )」 といえば、天井と壁を華やかに飾る百合の紋章(実はフィレンツェの紋章(赤と銀)ではなく、フランス王家の紋章)と、ドナッテッロ作の“ユディットとオロフェルヌスの像”(オリジナル)です!!
このドナッテッロ作の「ユディットとオロフェルヌス」の像(オリジナル)は共和政のシンボルです。
シニョーリア広場にレプリカがありますが、オリジナルはこの百合の間にあります。

ユディトの美しさに気を許したホロフェルネスは彼女を酒宴に招いた。
ユディトはホロフェルネスが酔いつぶれて寝込んでしまうのを待ち、首を切り落とす。
という、旧約聖書のお話を題材にしています。

     女は怖い!!(笑)


さて、最後にコジモⅠ世の命でヴァザーリが設計した“地図の間”に来ました~
かなり、歩き疲れてたのか。。。
写真は撮ったものの、肝心の「GIAPAN」の写真を撮るの忘れた!!!!
ショック。。。 ま、次に(笑)


こんな昔から世界のことを視野に入れていたんですね~。
多分、植民地政策とかもあるんだとは思うけど(*´ェ`*)

「日本」を見つけたのですが。。。笑えるくらい、めちゃくちゃな地図でした

おまけ(^―^) ライトアップされた、ヴェッキオ宮です。キレイでしょ~


と、いうことで、長~いページになりましたが!!
とっても見どころの多いヴェッキオ宮に完全にハマりました!!
今年もフィレンツェに行くので、もう一回、じっくり見たいと思います

皆さんも、是非行って見てくださいね~



詳細 : Palazzo Vecchio (ヴェッキオ宮殿)
ADD:Piazza della Signoria 5, 50122 Firenze, イタリア
TEL:055 2768224
OPEN:9:00-19:00、9:00-14:00(木、祝)
休日:1/1、5/1、復活祭、8/15、12/25
FEE: €6 / ブランカッチ礼拝堂との共通券 €8
HP : Palazzo Vecchio

※ 掲載情報は予告なく変更される場合がありますので、 あらかじめご了承ください。



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2012年1月26日木曜日

ふぃれんつぇ旅 ~ ヴェッキオ宮①

Buon giorno!!

天気はいいのに気温は。。。

    寒い(。>0<。)

温かい国に逃亡?!したいな~と思い、大好きなタイへ3月頃行こうと思ったら。。。
すでに、安いツアーはキャンセル待ち!!!
なんで===(´_`。)

やっぱりみんな考えることは一緒かな(笑)
どこか、安くて良いツアーないかな。。

さて、フィレンツェ2日目のつづきです

シニョリーア広場を堪能した私は、Palazzo Vecchio(ヴェッキオ宮)へ!!

サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会やサンタ・クローチェ教会の設計者でもある、
アルノルフォ・デ・カンビオ(Arnolfo di Cambio)によって14世紀初頭に建てられました。
もともと共和国フィレンツェの政庁舎であったこの建物は、現在は市庁舎として使用されています。

ミケランジェロのダビデ像

ヴェッキオ宮の入口左手には、ミケランジェロ(Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni)のダビデ像のレプリカが出迎えてくれます!
建築当初はパラッツォ・デッラ・シニョーリア(Palazzo della Signoria)と呼ばれていたのだとか。

ヴェッキオ宮と呼ばれるようになったのは、1539年から1549年までここに居住していたコジモ・デ・メディチ(Cosimo de' Medici)が、ピッティ宮に移してから、ヴェッキオ(Vecchio)(イタリア語で「古い」を意味する形容詞)となったそうです。

それにしても、ダヴィデ像の前はいっつも、人だかり!!
ゆっくり写真を撮りたかったら、早朝がおすすめかな(笑)

ちなみに、左にあるのは“エルコレ像”です。

見どころ① : 入ってすぐの“ミケロッツォの中庭”です。

15世紀後半、ミケロッツォによって設計された中庭で、中央にはヴェロッキオ(Andrea del Verrocchio)の「イルカを抱くキューピッド(コピー)」が載った噴水があり、周囲の円柱、壁がとても優雅な雰囲気を醸し出しています


円柱の装飾は、漆喰装飾の金塗り、壁のフレスコ画はオーストリア皇帝領のウィーンやインスブルック、プラハの景色なんだそうです!!素敵だ~

さ!早速、Biglietteria(Ticket Office)でチケットを購入。
€6.00(ブランカッチ礼拝堂との共通券 €8.00)

中庭を抜けると左右に階段があります。これを上がっていくと宮殿内を見学することができます。
2階に上がるとすぐ目の前に広がる広間が“五百人広間(Salone dei Cinquecento)”で、共和政時代にはここで市民会議が行われていたそうです。
今も、市庁舎として議会や講演会などが行われるんだとか。


彫刻や壁画もとても素晴らしかったのです!!
他に「レオ10世の部屋」、「クレメンス7世の部屋(観覧不可)」、ダ・ヴィンチが描くのに失敗したといわれる「アンギアーリの戦い」も見られます。が、ちゃんと写真が撮れず。。。
それは次回に! さて、広間の天井を見るとこれまた圧巻!!


格子天井の絵の部分は、上から吊られている部分を隠す為の絵画だそうです。ウソみたい!!
あまりにも素敵で、ひとつひとつに物語があるのかと思ってました(笑)
絵と絵の繋ぎ部にある飾りの突起はGoccie(雫)と呼ばれるそうです。
全てがニクイ演出で素敵

こうしてみると、絵が板に描かれているのが良~く分かります。
キャンバスに絵を描くようになったのは、もう少し後になるんですね~。歴史は深いです!
さて、お次は“レオ10世の間 / Sala di Leone X (Room of LEO X)”を見学


「レオ10世の間」は2階の君主の間のひとつです。
部屋の入口にある説明によると。。。 ロレンツォ・デ・メディチ(Lorenzo de' Medici)の4番目の子、ジョバンニ・デ・メディチ(後の教皇レオ10世)に捧げられた部屋で、天井や壁一面には、レオ10世の生涯が、ヴァザーリとその弟子の手で描かれています。

とってもゴージャスなお部屋でした(*^-゚)
さて、階段を上って3階へ! 階段の天井画もシャンデリアもどれも綺麗


階段を上るだけでお姫様気分です(笑)
このままだと長~~くなってしまうので、3階は次にアップします


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2012年1月24日火曜日

ふぃれんつぇ旅 ~ シニョリーア広場

Buon giorno!!

毎日、寒いですね。。。

東京であんな大雪を見たのも久しぶり!!
大好きな♥ 私としては、かなり興奮(笑) ただ。。。
体調はイマイチ( _ _ )..........o

さて、ブログのヘッダーを変えてみました
今回はかなりシンプルかな??

フィレンツェ2日目のつづきです(*^-^*)
まずはPiazza della Signoria (シニョリーア広場) ですヽ(´∀`)ノ

Benvenuto Cellini(ベンヴェヌート・チェッリーニ)作 <1554年>

ギリシア神話に登場する半神の英雄ペルセウが、見たものを石に変えてしまうメデューサ(Medousa)の首を、切り落としたところ。芸術です!!

お次は、「サビーニの女達の略奪」 題名は完成後に付けられたものだそうで、
360度どこからでも裏表なく見れるバロック様式の代表作です!

Giambologna(ジャン・ボローニャ)作「サビーニの女達の略奪」<1574~82年>

ヴェッキオ宮があるシニョリーア広場には芸術がいっぱい!!
最初の写真のペルウスの像、やサビーニの女達の略奪!!
そして、下の写真の像が飾られてるのが、このロッジア・ディ・ランツィ(ランツィの回廊)です。

ロッジア(Loggia dei Lanzi)

通りに面して柱間の広いアーチが3つ並んでいて、アーチはコリント式柱頭のある束ね付柱で支えられています。
さながら野外彫像展示場(≧∇≦)

そして広場にデデ~~ンと構えるのが、

海の神様ネプテューンの噴水(Fontana di Neptuno)

ネプチューンの噴水!!
Bartolomeo Ammanati(バルトロメオ・アンマナーティ)作 <1575年>
海の神の姿のこの巨大な大理石像は、「白の巨人」と呼ばれました。
噴水近くに花崗岩でできた銘板に、1498年5月23日に修道僧ジロラモ・サヴォナーラが“彼の弟子たちと共に首を吊るされ、その後焼かれた場所”と記してあります。

  なるほど~!

最後に、広場中央にある、

メディチ家コジモ1世の騎馬像(Cosimo Medici)

コジモ1世の乗馬像(ブロンズ)は、Giambologna(ジャンボローニャ)作 <1594年>
あらためて、フィレンツェってすごいな~って実感。
街のちょっとした所に、名作が惜しみも無く置かれてる!!!

私はこの街を愛してやまない。



詳細 : Piazza della Signoria / シニョリーア広場
Add : Piazza della Signoria, 5, 50122 Firenze, イタリア
Information : Piazza della Signoria




広場の象徴!!“ヴェッキオ宮”は次にアップします


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2012年1月20日金曜日

ふぃれんつぇ旅 ~ ジョットの鐘楼〔しょうろう〕☆

Buon giorno!!

突然ですが、 おもいっきり風邪引きました・・・(
皆様は大丈夫ですか?
なんか落ち着かない天気と気温に負けないで!!くださいね。

さて、久しぶりにふぃれんつぇ旅 2日目をアップします~
素敵な朝を迎え、美味しいColazione(朝食)をいただき、 まず、行った先は。。。。


なんと、持っていった変圧ソケットが合わず。。。
おまけに、ホテルに予備のストックが無く、落ち込んでいたら。。。
フロントのお兄様がソケットを売ってるお店を紹介してくれました

早速、買いに行くことに!!

これないと、1週間大変なことになっちゃう!!!

Lapiは、街の便利な電気屋さん?!みたいなお店です。
ソケットもそうだし、コードも売ってたり、かと思えば、洗剤も売ってたりします(笑)
ホテルからも歩いてすぐだし、旅先で足りない物があった時に、こういうお店知っておくと、便利かもしれませんね
ちなみに、ソケット1個 €3くらいでした~。

詳細 : Mesticheria Lapi
Indirizzo: Borgo S.S. Apostoli, 36/R. 50100, Firenze (FI)
Telefono: +39 (0)55 215067



さ、充電の心配がいらなくなったところで、早速
Campanile di Giotto(カンパニーレ・ディ・ジョット)/ジョットの鐘楼〔しょうろう〕
に向かいます!!
何回もフィレンツェに訪れているわりに、実は塔に登るのは初めて!!!


ルネッサンス美術の先駆けとなった1334年、ジョット(Giotto)A.ピサーノによって建設されました。
高さは85m!登山で足腰鍛えてるから?!階段くらい平気かな~って思ってたけど。。。
暑さもあって案外しんどかったです(笑)

ざっと、414段!! いい運動になりますよ~


エントランスがちょっと分かりづらいかもしれません。 細い入り口を入って、€6.00払います。

の楽しみに1つが、タワーに登ること
ヨーロッパはどこの街も景色は素晴らしいし、歴史的建物のタワーが必ずあるんですよね~。
ついつい登りたくなっちゃいます(^―^)


こんな感じの細い石造りの階段をひたすら登っていきます!
途中、途中に素敵な休憩?!スペールもあり、景色もイイ感じです


頂上に到着!! Duomoからの眺めとまた、一味違くてこれはこれで良い感じ
ベッキオ宮サンタ・マリア・ノッヴェラ駅も見えます!


眼下には“サン・ジョバンニ洗礼堂”。 良く見る光景だけど、天国の門の前には、早朝から人だかり(笑)
サン・ロレンツォ教会ピッティ宮もはっきり見えます


なんといっても、見どころ?!は、ドゥオモ。
多分、皆さん、フィレンツェに行ったらドゥオモには登るんですよね。
たまには趣向を変えて高見からドゥオモを見るのもオツですよ(*^ー゜)v


詳細 : Campanile di Giotto (カンパニーレ・ディ・ジョット / ジョットの鐘楼〔しょうろう〕)
Add : Via della Canonica, 150122 Firenze, Italia
Tel : +39 (0)55 230 2885
HP :  The great museum of Florence's Dome - Opera di Santa Maria del Fiore - Florence

* Panoramic terrace (414steps)
OPEN : 8:30am - 6:50pm
CLOSE : 1/1, Easter Sunday, 9/8, 12/25
FEE : € 6.00
HP : Opera di Santa Maria del Fiore di Firenze

※ 掲載情報は予告なく変更される場合がありますので、 あらかじめご了承ください。



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