とっても久しぶりの更新!!
試験勉強や仕事やで、バタバタ。
そして、また、大好きなサンフランシスコへ行ってきました!!
行く度に刺激と発見がいっぱい♪
サンフランの記事はこのイタリアが終わったら、アップします♪
さて、今回は『サンタ・クローチェ教会(Basilica di Santa Croce)』です
Basilica di Santa Croce
サンタ・クローチェ教会は1294年アルノルフォ・ディ・カンビオ(Arnolfo di Cambio)の設計に基づいて建設が始まりました。
フィレンツェにおけるフランチェスコ派の拠点として13世紀前半に最初の聖堂が建てられ、1385年に本堂が完成しました。
鐘楼とファサードが出来上がったのは15世紀後半のクロナカのデザインに基づいたものだと言われていますが、確かではないようです
なにはともあれ、この教会は見どころ満載で、フィレンツェに訪れる度に行く教会の1つです♪
内部は3廊式になっていて、広くとても明るい空間になっています。
そして、右廊にはロッシーニ、ドナテッロ、ミケランジェロの墓があります。
天井は巨大な木組み(トラス)となっていて、支える重量が大幅に軽減したため、本堂の幅を広げることが可能になったそうです!
ゴシック建築なのに、全体がどっしりした感じが無く、ルネッサンス様式に近い印象を受けるのはそのためなんですね~。
工事中の主祭壇。
アニョロ・ガッディ(Agnolo Gaddi)作: 『聖十字架物語』
鉄骨がなんとも残念でなりません。。。。
この建物は別名「フィレンツェのパンテオン(Pantheon)」といわれるほど著名人の墓が多く、側廊の壁は小礼拝堂と墓石でいっぱいです。
上の写真は『ミケランジェロの墓』です。
お墓に向かって言う言葉ではないけど。。ステキですよね
このミケランジェロの墓碑を制作したのは、アルノ川にかかるヴェッキオ橋の上のヴァザーリの廊下を建築し、フィレンツェのアカデミア美術学校の初代校長ともなったジョルジョ・ヴァザーリ(Giorgio Vasari)です。
なるほど!だからステキなのね♪
教会の床も墓碑だらけ!!各貴族の紋章などをデザインしたものもありますが、中にはこの墓碑のように、死者の体つきから埋葬された当時の衣装まで、そのまま描いているものもあるのです!
上の写真を見てもらうと分かると思いますが。。。かなり磨り減っているんです。。
でも、そこには意味があり、人に踏まれることによって自分の罪が許され、天国行きが近づくと信じられていたんだとか。
深いですね~。
Maestro della Tavola Bardi
↑ ここには、『聖フランチェスコの生涯』がフラスコ画で描かれています。(1240~1280)
ジョット作。
福者ウミリアーナ・デ・チェルキの聖遺物
Part1.のシメは、私がもっともお気に入っている☆ “若きドナテッロ作の受胎告知”です。
いつ見てもステキです 教会に入った右手のちょうど真ん中あたりにあります。
等身大の丸彫りは、フィレンツェを代表する偉大な芸術家・ドナテッロの力量を感じさせるリアリティーを感じます。必見です!
あまりにも観るところの多いサンタ・クローチェ教会!!
教会の詳細はPart2.で掲載しますねd(^^*)
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