2012年9月4日火曜日

ふぃれんつぇ旅 ~ サンタ・クローチェ教会 ②

Buon giorno!!

暑い!! 毎日、暑すぎです。。。
みなさんは、夏バテなんかしていませんか。。。?

私は今月に入ってから、ヨガを再開しました♪(^o^)/
美容と健康のためです(笑)
女はいつまでもキレイ磨きを頑張らないといけないのです。。( ̄ー ̄;
でも、この2,3週間で体重も落ち、体型も引き締まってきました!!
やりがいあるわ~~~
ぜひ、みなさんもお試し?!くださいね。

さて、久々のブログアップ再開!
前回につづき、サンタ・クローチェ教会の魅力をご紹介していきます


下の写真はミケランジェロの墓の近くにある“ダンテの記念碑”です。
墓碑ではありませよ~。

19世紀のもので、ダンテ・アリギエーリ(Dante Alighieri)が政争でフィレンツェを追放されたあとに「神曲」が執筆されたのですが、天国編を書き始めた頃にラヴェンナに安住しました。
フィレンツェ側はラヴェンナに遺骨の返還を要求しているようですが、もともとラヴェンナで死に、ラヴェンナに埋葬されているので、フィレンツェには記念碑だけが造られたそうです。



中央礼拝堂の壁には「聖十字架物語」を主題とした14世紀のフレスコ画が描かれている中央礼拝堂横にある、バルディ家礼拝堂の「聖フランチェスコ伝」です。


こちらは、聖フランチェスコの臨終の場面です。
あまりにも有名なジョットの大傑作です!

一時期、上に漆喰を塗られ、隠されてしまったフレスコ画なので、だいぶ傷んでおり、現在展示されている部分しか残っていません

是非、見てくださいね!

さて、こちらは
教会奥の翼部分にある『バロンチェッリ礼拝堂(Cappella Baroncelli)』です。


祭壇には『聖母戴冠』の絵。
こちらは、ジョット作。

まわりのフレスコ画は『聖母マリアの生涯』で、
タッデオ・ガッディ(Taddeo Gaddi)作。



翼廊横の入り口を入ったところに聖具室があります。
ここには、写本類が展示されています!


聖具室に描かれているこのキリストの復活を描いたフレスコ画は、中央が『キリスト磔刑』、上部『キリスト昇天』。
ジョヴァンニ・ダ・ミラノ(Givanni da Milano)作。
これは、圧巻でしたヽ(*’-^*)。

そして、私の中でかなり印象に残っているのが、『バロンチェッリ礼拝堂(Cappella Baroncelli)』に描かれている下の写真のフレスコ画です

Madonna che porge la cintola a San Tommaso

これまた高い天上まで壁一面に描かれていて、すごい迫力!!
とっても印象深かったです。

こちらは『聖トマソに捧げる聖母の腰帯』で、セバスティアーノ・マイナルディ(Sebastiano Mainardi)作。
これも是非、観てもらいた~い


そして、こちらが『メディチ家礼拝堂(Cappella Medici)』


14世紀にコジモ・イル・ヴェッキオ(Cosimo de' Medici)がミケロッツオ(Michelozzo di Bartolommeo)に委託し造られました。

聖堂内はとってもシンプル。
中央祭壇にある青のテラコッタアンドレア・デッラ・ロッビア(Andrea della Robbia)による
天使と聖人に囲まれた聖母子』です。

とっても素敵なレリーフにうっとり(^―^)


そして最後に、サンタ・クローチェ教会には、聖堂の他に『パッツィ家礼拝堂(Cappella dei Pazzi)』 『サンタ・クローチェ美術館』を見学することが出来ます。


この礼拝堂は、フィレンツェのドゥオーモのクーポラ(円蓋)を建てた建築家のフィリッポ・ブルネッレスキ(Filippo Brunelleschi)によって造られたこの礼拝堂は、ブルネッレスキの死後、1470年頃に完成しました。(1429年頃に建造が開始)

こじんまりしているけど、とても落ち着きのある建物で私は気に入ってます
建物の手前には柱廊が設けられ、柱の上のフリーズはケルビム(Cherubim / 智天使)の模様で飾られています。

この教会は奥が深く、まだまだ見所があります!!
紹介しきれないのが不甲斐ない。。。

ぜひ実際に一度ここを訪ねてみてくださいネ。
時間がいくらあっても足りないくらいです



詳細 : Basilica di Santa Croce(サンタ・クローチェ教会)
Add : Piazza di Santa Croce, 16, 50122 Firenze
Tel : +39 (0)55 246 6105
Open : 9:30 ~ 17:30 / 日・祝 13:00 ~ 17:00
Close : 1/1, 6/13, 10/4, 12/25, 12/26
Fee : €5.00 (教会、美術館と共通。ブオナロッティ邸と共通券€8.00

※ 掲載情報は予告なく変更される場合がありますので、 あらかじめご了承ください。



フィレンツェ 日目の最後は、街を歩き回ってお疲れ気味(笑)
地元スーパー『BILLA SUPERMERCATI (Via Pietrapiana 4/r)』で、サーディーンの酢漬けや生ハムなど好きなもの買って、お部屋で酒盛り

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Ciao!! xxx

2012年8月20日月曜日

ふぃれんつぇ旅 ~ サンタ・クローチェ教会 ①

Buon giorno!!

とっても久しぶりの更新!!
試験勉強や仕事やで、バタバタ。

そして、また、大好きなサンフランシスコへ行ってきました!!
行く度に刺激と発見がいっぱい
サンフランの記事はこのイタリアが終わったら、アップします

さて、今回はサンタ・クローチェ教会(Basilica di Santa Croce)です

Basilica di Santa Croce

サンタ・クローチェ教会は1294年アルノルフォ・ディ・カンビオ(Arnolfo di Cambio)の設計に基づいて建設が始まりました。
フィレンツェにおけるフランチェスコ派の拠点として13世紀前半に最初の聖堂が建てられ、1385年に本堂が完成しました。

鐘楼とファサードが出来上がったのは15世紀後半のクロナカのデザインに基づいたものだと言われていますが、確かではないようです

なにはともあれ、この教会は見どころ満載で、フィレンツェに訪れる度に行く教会の1つです


内部は3廊式になっていて、広くとても明るい空間になっています。
そして、右廊にはロッシーニ、ドナテッロ、ミケランジェロの墓があります。

天井は巨大な木組み(トラス)となっていて、支える重量が大幅に軽減したため、本堂の幅を広げることが可能になったそうです!
ゴシック建築なのに、全体がどっしりした感じが無く、ルネッサンス様式に近い印象を受けるのはそのためなんですね~。


工事中の主祭壇
アニョロ・ガッディ(Agnolo Gaddi)作: 『聖十字架物語
鉄骨がなんとも残念でなりません。。。。


この建物は別名「フィレンツェのパンテオン(Pantheon)」といわれるほど著名人の墓が多く、側廊の壁は小礼拝堂と墓石でいっぱいです。
上の写真は『ミケランジェロの墓』です。

お墓に向かって言う言葉ではないけど。。ステキですよね

このミケランジェロの墓碑を制作したのは、アルノ川にかかるヴェッキオ橋の上のヴァザーリの廊下を建築し、フィレンツェのアカデミア美術学校の初代校長ともなったジョルジョ・ヴァザーリ(Giorgio Vasari)です。

なるほどだからステキなのね


教会の床も墓碑だらけ!!各貴族の紋章などをデザインしたものもありますが、中にはこの墓碑のように、死者の体つきから埋葬された当時の衣装まで、そのまま描いているものもあるのです!
上の写真を見てもらうと分かると思いますが。。。かなり磨り減っているんです。。

でも、そこには意味があり、人に踏まれることによって自分の罪が許され、天国行きが近づくと信じられていたんだとか。
深いですね~。

Maestro della Tavola Bardi

 ここには、『聖フランチェスコの生涯』がフラスコ画で描かれています。(1240~1280)
ジョット作。

福者ウミリアーナ・デ・チェルキの聖遺物


Part1.のシメは、私がもっともお気に入っている 若きドナテッロ作の受胎告知です。


いつ見てもステキです 教会に入った右手のちょうど真ん中あたりにあります。
等身大の丸彫りは、フィレンツェを代表する偉大な芸術家・ドナテッロの力量を感じさせるリアリティーを感じます。必見です!

あまりにも観るところの多いサンタ・クローチェ教会!!
教会の詳細はPart2.で掲載しますねd(^^*)


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2012年6月24日日曜日

ふぃれんつぇ旅 ~ ドゥオーモ(Duomo Cattedrale)

Buon giorno!!

とうとう、梅雨入りだ・・
梅雨はまだいいんだけど、明けたら。。。私の大っ嫌いながやってくる!!
今から、暑さ対策、考えないと!!
先ずは、新生姜で特製ピクルスを作ってみました


さて、
フィレンツェには何回も訪れているなかで、今回初めて
ドゥオーモ(Duomo Cattedrale)の内部に入りました!!

フィレンツェの象徴“Santa Maria del Fiore”とも呼ばれ、白・緑・ピンクの大理石で装飾されたイタリア的ゴシック建築。
優雅さに満ちた美しいドゥオーモへようこそ~

フィレンツェのドゥオーモ(大聖堂)の正式名称は、Santa Maria del Fiore (サンタ・マリア・デル・フィオーレ=花の聖母)と呼ばれるフィレンツェのシンボルです。
1296年にAlnorfo de Cambioによって建設がはじめられ、Brunelleschiが円蓋をかけ終わったのが1436年、そして頂上のラタン部が1468年。
172年の歳月をかけて建設されました



ちょうど入口の上には、パオロ・ウッチェッロ(Paolo Uccello)作の時計の文字盤が出迎えてくれます


内部はとても天井が高く、装飾は少ないけど、すっきりとしていて居心地の良い
そして、クーポラ部に描かれたヴァザーリとその弟子作のフレスコ画『最後の審判』は必見です!!

そして、もう一つは左側廊の奥にある、

La Divina Commedia di Dante

神曲』の本を開いて持つダンテの肖像画です。
あまり綺麗に写ってないのが申し訳ないのですが。。(´`)=3


王祭壇は大理石でしっかり守られ、中央にはベネデット・ダ・マイアーノ(Benedetto da Maiano)作『十字架像(Crocifisso)』が飾られています

とても立派な祭壇で、引き込まれていきました(*^-^*)


上の写真は、先ほどご紹介した、ドゥオーモの大部分の設計に携わったアルノルフォ・ディ・カンビオ(Alnorfo de Cambio) イタリアの彫刻家,建築家。
パラッツォ・ベッキオやサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂などフィレンツェのほとんどすべてのゴシック建築に参画した彫刻家です。


そして、ブルネッレスキ(Brunelleschi)


ブルネッレスキが見上げているのは、もちろん自身が設計したクーポラ(Cupola)です。
どちらの像も、ドゥオーモの右横にあります。

こちらも、お忘れなきよう!!

クーポラの塔を登って街を一望するのも、もちろんステキだけど、ドゥオーモの内部をじっくり見て廻るのも乙なものでした



詳細: Duomo Cattedrale
Add : Piazza del Duomo
TEL : 055-2302885
Open : 10:00~17:00(木~15:30、土~16:45)、日祝13:30~16:45 / クーポラ 8:30~19:00(土~17:40)
Fee : 無料(クーポラは€
Access : サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩15分
HP : Opera di Santa Maria del Fiore(伊語、英語)




ふぃれんつぇ旅 4日目ラストは『サンタ・クローチェ教会』へ!!


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