2015年4月15日水曜日

フィレンツェ紀行 ~ サン・マルコ美術館へ

Buon giorno!!

昨日、病院にて先生の問診があり、今後の治療が確定!
ん。。。 休憩をくれないのね。。。 って感じです。
まだまだ治療がつづきます。
なので、お金もかかります。。。(゜-Å)


今日は体調がよいので、さっそく
フィレンツェ7日間“たび 滞在5日目 をアップしていきます!!

朝から目指すは『サン・マルコ広場(Piazza San Marco)』へ!
お目当ては、サン・マルコ美術館(Museo di San Marco)です。

Museo di San Marco / Piazza San Marco

サン・マルコ美術館は、12世紀に建てられた修道院で、15世紀初めにドメニコ派のフィレンツェにおける拠点となり、1436年にコジモ・デ・メディチ(Cosimo de' Medici)の命により、修道僧画家でドメニコ派のミケロッツォ・ミケロッツィ(Michelozzo di Bartolommeo)が再建しました。

1866年に修道院が廃止されたあとは、1869年にフラ・アンジェリコ(Fra' Angelico)の作品を多く所有する美術館として回廊がある修道院部分を再オープンさせて現在に至っています。

まずは、教会に向かってにある扉が美術館の入り口です。
入るとすぐにミケロッツィの設計による、『聖アントニーノの回廊』が目の前に広がります。

聖アントニーノの回廊(Chiostro di S. Antonino)

回廊の壁には15世紀中頃の修道院院長である聖アントニーノの物語がフレスコ画で描かれています。
そして、中庭にはお花がたっくさん咲いていて、素敵
みなさん、ここで休憩している人が多かったな~

そして、ここ聖アントニーノの回廊(Chiostro di S. Antonino)は、大好きな映画『冷静と情熱のあいだ』のワンシーンに出てきます

 “フィレンツェを訪れた順正の祖父とともにフラ・アンジェリコの作品を堪能。
  彼らが休憩したシーン”がココなのです!!

ちなみに、この回廊は、ミケランジェロが彫刻を始めた場所であるという伝説?!が残っています!


フラ・アンジェリコの作『十字架像に祈る聖ドメニコ』

こちらの作品は、回廊の隅にある作品のひとつで、フラ・アンジェリコのフレスコ画で『十字架像に祈る聖ドメニコ(S.Domenico in adorazione del crocifisso)』です!!

状態のいいものが少なめだったのですが、素敵なフレスコ画が多かったのでぜひ、回廊は見逃さないでね
写真も撮れます(笑)

回廊の2階部の小さな窓は、修道士の僧房の窓です!
他にも、ミケロッツィによる図書館、聖アントニーノの僧房、コジモ・デ・メディチ(コジモ・ヴェッキオ)専用の僧房、サヴォナローラの遺品が飾られた部屋などなどがあるそうです。

今回見れなかったけど。。。。


さて、サン・マルコ美術館(Museo di San Marco)といえば、ギルランダイオの『最後の晩餐』や、フラ・アンジェリコの『キリスト磔刑図』、最高傑作といわれる『受胎告知』などなど、見逃せない作品がいくつもあります!!

内は写真撮影禁止なので、ウィキペディアさんから写真をお借りして、見どころをアップします!

ドメニコ・ギルランダイオ(Domenico Ghirlandaio)『最後の晩餐』(1482年)

なんと、名作『最後の晩餐』が、サン・マルコ美術館のブック・ショップになっている修道院小食堂の壁に描かれているのには、びっくりしました(笑)
オーニッサンティ教会では、かなり特別な作品として展示されていたので(笑)

オーニッサンティ教会① → http://atspcomtravel.blogspot.jp/2013/01/blog-post_28.html
オーニッサンティ教会② → http://atspcomtravel.blogspot.jp/2013/02/blog-post.html


フラ・アンジェリコ(Fra' Angelico)『キリスト磔刑図』

フラ・アンジェリコ(Fra' Angelico)『キリストの変容』(1437年 - 1446年頃)


回廊を抜けて2階への階段を上っていくと、前方にこの『受胎告知』が見えてきます!!
まさかの場所に展示されていたので、これまたびっくり!!

やはりアンジェリコの代表作
マリア様の表情がとても清楚で、心が洗われるような何とも表現しがたいほどの衝撃を与えてくれる作品です。

フラ・アンジェリコ(Fra' Angelico)『受胎告知』 1450年頃

この作品は修道士たちに向けて描かれたもで、他の『受胎告知』に比べると衣装など簡素に描かれていますが、逆に穢れのなさが際立って私の眼には映りました。

大まかな説明でしたが。。。( ̄ー ̄;
サン・マルコ美術館(Museo di San Marco)いかがでしたか?

見どころがたーっくさん詰まった美術館、またじっくり観に行きたいな(人´∀`).☆.。.:*・

平日は午後2時には閉館してしまうので、の混んでいない時に行くのをおすすめします!!

サン・マルコ広場からは、フィエーゾレへ向かうバスの発着所もあるので、美術鑑賞をした後にショートトリップを楽しむと、一日有意義に過ごせますョヽ(*’-^*)。



詳細 : Museo di San Marco(サン・マルコ美術館)
Add : Piazza San Marco 3, 50121 Firenze, Italia
TEL : +39 055 238 8608
Acces : ドゥオーモ(Duomo)から徒歩15分
Open : 8:15 ~ 13:50 (土・日曜・祝日は~16時50分)
   ※入館は閉館30分前まで Close : 第1・3・5日曜、第2・4月曜、5/1、12/25、12/31
URL : Museo di San Marco




お次は、『サン・ロレンツォ教会』へ


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Ciao!! ☆(^o⌒*)/

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